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第41回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会
(平成31年度第1回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)

日 時:平成31年4月12日(金) 17:30~19:00
場 所:愛媛大学医学部 第2ゼミナール室
参加者:29名

座長:愛媛大学医学部附属病院 中央診療施設乳腺センター
   センター長 亀井 義明

「がんゲノム医療推進に向けた厚生労働省の取組み」
   厚生労働省大臣官房 厚生科学課 課長補佐 深田 一平 先生

 厚生労働省大臣官房 厚生科学課 課長補佐の深田一平先生をお迎えし、「がんゲノム医療推進に向けた厚生労働省の取組み」と題した第41回愛媛大学腫瘍センター講演会を開催しました。深田先生は、現在進行中のがんゲノム医療の中心である厚生科学課にお勤めです。そのご経験から、がんゲノム医療が如何なるものか、ゲノム医療の国内外の今後の進展について、また、今後国内で立ち上がる、がんゲノム拠点・中核・連携病院構想についても詳しく解説されました。特にゲノム医療の問題点に関しては、会場の参加者とのディスカッションを交え詳しく解説されました。更に、厚生労働省の医務官としての仕事にも言及されました。会場の参加者は熱心にメモを取り、普段聞くことのできない内容を拝聴する事が出来ました。

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第40回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会
(平成30年度第9回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)

日 時:平成31年2月21日(木) 17:30~19:00
場 所:愛媛大学医学部 第2ゼミナール室(総合教育棟2F)
参加者:20名

座長:愛媛大学医学部附属病院 放射線部 准教授 濱本 泰

講演
「異次元の科学性を内包するがん放射線療法BNCT、その魅力を語る」
   大阪医科大学 関西BNCT共同医療センター長 小野 公二 先生

 大阪医科大学の小野 公二先生をお迎えし、「異次元の科学性を内包するがん放射線療法BNCT、その魅力を語る」と題した第40回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました。小野先生は、京都大学放射線科教授を退職された後、大阪医科大学・関西BNCT共同医療センター長に就任され、同施設にて中性子を用いた研究や臨床応用をご研究中です。講演では、まず中性子がどのようなものかをご説明され、中性子とホウ素化合物(BSHやBPA)を用いた放射線治療法(中性子捕捉療法;原子炉等から発生する中性子とそれに増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法)(Boron Neutron Capture Therapy: BNCT)について概説されました。更に、このBNCTを用い、高度先進医療としてご自身の施設で行われた、難治がんの患者さんへの驚くべき治療成果を、写真で提示し概説されました。また講演の後半では、この理論的背景を独自の研究内容を交え説明されました。 
 聴衆はその驚くべき成果に感銘を受け、BNCTの臨床応用について活発にディスカッションが行われました。

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愛媛大学医学部腫瘍センター公開講座

日 時:平成31年1月7日(月) 14:30~16:00
場 所:愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター1階 講義室
参加者:49 名

「がんにならない、がんを再発しない生活習慣」
   東京慈恵会医科大学 分子疫学研究部 部長・教授 浦島 充佳 氏

 悪性腫瘍治療後の患者さんに常につきまとうのは再発の不安です。この為、多くの患者さんたちは、どのように再発を抑えたら良いのか、日常生活で何を心がけるのが良いか、また、再発のリスクを下げるサプリメントや民間療法の有用性に関する質問、等を医療者に向けます。しかし、医学行為以外のがん予防の知識は医療者にも限られるものです。今回は、生活習慣病やがんの基礎研究に携わる、東京慈恵会医科大学分子疫学研究部教授の浦島充佳先生を講師に迎え、こう言ったがん予防の疑問点をご講義頂きました。浦島先生は、ご自身の研究(抗腫瘍効果が認められているビタミンDの体内合成に関する研究を交え)や最近の知見を交え、#1.太陽の下での運動する(一日30分程度或いは週2回負荷を伴う運動)ことの重要性、#2.高血糖はがんの発症や再発に関与するものの高脂食は関与しないこと、#3.国際的な報告でナッツの摂取が発がん効果がある事、#4.ストレスをためない生活習慣を保つ必要性、#5.市販のサプリメントの中でがん予防の医学的根拠があるものは無い事、等を解り易く解説されました。多くの参加者にとり今後の生活を見直すきっかけになりる、有意義な講演会(市民公開講座)となりました。

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自己免疫疾患関連副作用(irAE)マネジメント勉強会
テーマ:内分泌障害(甲状腺)
(平成30年度第8回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)
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日 時:平成30年12月19日(水)18:00~19:00
場 所:愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター1F 講義室
参加者:45名

「前回の勉強会の振り返り(悪性腫瘍に関連するリウマチ疾患)」
   愛媛大学医学部附属病院
  腫瘍センター 朝井 洋晶 先生
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司会:愛媛大学医学部附属病院
   腫瘍センター 朝井 洋晶 先生

「薬物性甲状腺異常の診療のポイント」
   愛媛大学大学院医学系研究科
   地域生活習慣病・内分泌学講座 教授 松浦 文三 先生

 非小細胞肺癌、悪性黒色腫、腎細胞癌/尿路上皮癌、古典的ホジキンリンパ腫、頭頚部癌において抗PD-1抗体、抗CTLA-4抗体、抗PD-L1抗体(免疫チェックポイント阻害剤)の有効性が示され、本邦でも日常臨床で使用されています。しかしながら、本剤使用時には、従来の殺細胞性抗がん剤では見られない自己免疫疾患様の有害事象が起こりうるため注意が必要です。今回の勉強会では、本剤による自己免疫疾患関連有害事象で最も頻度の高い病態である甲状腺機能異常ついて、診察・診断に必要な検査、治療法を含め、愛媛大学病院の地域生活習慣病・内分泌学講座教授 松浦文三先生にご講演いただきました。
 今回は、四国中央市のHITO病院、新居浜市の住友別子病院ともインターネット回線を用いた同時中継で開催しました。松浦先生の講演のあと、活発な質疑応答がされ知識を深めることに十分役立ったと考えられます。今回の勉強会では、①人間ドックにおける甲状腺自己抗体陽性率は男性5%、女性20%であること、②甲状腺機能スクリーニング検査ではTSHが最も感度がよく、FreeT3は甲状腺疾患以外の病態でも低下しうるためTSH、FreeT4の測定が優先されること、③免疫チェックポイント阻害剤投与患者では、大部分が無痛性甲状腺炎型であり、投与3か月以内が60%程度であり、甲状腺機能亢進症症状があればβブロッカーなどの対応、甲状腺機能低下症状があればT4製剤の補充療法を行うことで免疫チェックポイント阻害剤の継続が可能であること、などの知識が共有できました。また今後他の有害事象についても継続的な勉強会を開催する予定です。
第39回愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター講演会
(平成30年度第7回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)

f0235535_11263144.jpg日 時:平成30年11月7日(水) 17:30~19:00
場 所:愛媛大学医学部 臨床第2講義室
参加者:41 名


開会挨拶:愛媛大学大学院医学系研究科 臨床腫瘍学講座
     教授 薬師神 芳洋
f0235535_11263163.jpg座長:愛媛大学医学部附属病院 放射線部 准教授 濱本 泰

「粒子線治療の現状と将来」
   山形大学医学部附属病院 病院長 根本 建二 先生


 山形大学医学部附属病院 病院長の根本建二先生をお迎えし、「粒子線治療の現状と将来」と題した第39回愛媛大学腫瘍センター講演会を開催しました。
 根本先生は、東北大学医学部ならびに山形大学医学部で、固形がんに対する放射線治療を手掛けてこられた放射線治療のスペシャリストです。本講演ではまず、放射線の種類からその特性を詳しく説明され、続いて、粒子線治療(陽子線治療、中性子線治療、重粒子線治療)に焦点を当て、その驚く効果を解説されました。更に、ご自身が現在展開されている、放射線治療に伴う有害事象の軽減に対する試みを解説されました。参加者は熱心に記録を取りながら、当施設で施行不能である粒子線治療の適応と効果について熱心な討議が進み、有益な講演会となりました。
平成30年度第2回愛媛大学医学部附属病院緩和ケアセンター講演会
(平成30年度第6回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)

f0235535_11052702.jpg日 時:平成30年11月2日(金) 17:45~19:15
場 所:愛媛大学医学部 臨床第2講義室
参加者:31名


司会:愛媛大学医学部附属病院緩和ケアセンター
f0235535_11052747.jpg   助教 藤井 知美

「いのちと向き合う現場のあなたへ―臨床でマインドフルネスを活かす!」
   昭和大学医学教育学講座 講師 土屋 静馬 先生


 昭和大学医学教育学講座講師 土屋静馬先生をお迎えし、「いのちと向き合う現場のあなたへ―臨床でマインドフルネスを活かす!」と題した(平成30 年度)第2回愛媛大学医学部附属病院緩和ケアセンター講演会を開催しました。
 土屋先生は、医療者が「癒しの過程に関わること」を通じて、患者や家族の苦悩を解放する(第三の)症状緩和の方法を、ご自身の体験を含めご解説されました。その内容は、普段私どもが拝聴する多くの講演会とは異なり、まさに目からウロコの内容でした。多くの参加者から高い評価をいただけるご講演であったと考えます。
平成30年度第5回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会
臨床腫瘍学セミナー

日 時:平成30年10月3日(水)17:00~18:30
場 所:医学部本館2階 第2ゼミナール室
参加者:15 名

テーマ:「Clinical Oncology -Hype or Hope-」     
     戸田中央総合病院 腫瘍内科
     部長 相羽 惠介 先生

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 薬物療法専門医を目指す学生・研修医を対象に、患者の検査から疾患をひもとくケースカンファレンスでした。講師の相羽先生は、一つ一つの症例の問題点、陥り易いエラーを丁寧に解析され、がん専門医を目指す者にとり、多くのスキルアップに繋がる内容でした。  

平成30年度愛媛大学医学部附属病院緩和ケアセンター講演会
(平成30年度第4回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)

日 時:平成30年10月1日(月) 16:30~18:00
f0235535_10501251.jpg場 所:愛媛大学医学部40周年記念講堂
参加者:96 名


司会:愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻
   基盤・実践看護学講座 助教 寺尾 奈歩子

f0235535_10501279.jpg座長:愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻
   基盤・実践看護学講座 教授 山内 栄子

「なぜ間もなくお迎えが来る人に時間とエネルギーを注ぐのですか?」
   横浜市 めぐみ在宅クリニック 院長 小澤 竹俊


 「なぜ間もなくお迎えが来る人に時間とエネルギーを注ぐのですか?」と題した愛媛大学医学部附属病院緩和ケアセンター講演会を開催しました。講師の小澤竹俊先生は、年間200名を越える在宅患者の看取りを行っている、めぐみ在宅クリニック院長であり、エンド・オブ・ライフ・ケア協会の理事として、終末期医療の向上に携わっていらっしゃいます。
 普遍的な医療行為でありながら、実臨床の場ですぐにでも役立つ考え方・援助法を学ぶことができました。座学だけでなくロールプレイも行い、実際には15分延長となりましたが、予定された時間があっという間と感じる講演会内容でした。院外からも多くの参加者があり充実した内容であったと評価致します。
自己免疫疾患関連副作用(irAE)マネジメント勉強会
テーマ:筋炎・関節炎
(平成30年度第3回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会)
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日 時:平成30年9月6日(木)18:00~19:00
場 所:愛媛大学医学部附属病院 臨床第2講義室
参加者:27名

「前回の勉強会の振り返り(炎症性腸疾患)」
   愛媛大学医学部附属病院 腫瘍センター 朝井 洋晶 先生

f0235535_14243610.jpg司会:愛媛大学医学部附属病院 腫瘍センター 朝井 洋晶 先生

症例提示
「ICI治療中に発現した筋炎」
   愛媛大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
   講師 西田 直哉 先生

「悪性腫瘍に関連するリウマチ疾患」
   愛媛大学医学部附属病院 血液・免疫・感染症内科学
   石﨑 淳 先生

 非小細胞肺癌、悪性黒色腫、腎細胞癌/尿路上皮癌、古典的ホジキンリンパ腫、頭頚部癌において抗PD-1抗体、抗CTLA-4抗体、抗PD-L1抗体(免疫チェックポイント阻害剤)の有効性が示され、本邦でも日常臨床で使用されています。しかしながら、本剤使用時には、従来の殺細胞性抗がん剤では見られない自己免疫疾患様の有害事象が起こりうるため注意が必要です。今回の勉強会では、本剤による自己免疫疾患関連有害事象の一つである筋炎、関節炎、さらには皮膚筋炎など腫瘍随伴症候群として発症しうる病態に関して、更に、診察・診断に必要な検査、治療法について、愛媛大学病院のリウマチ専門医である石崎淳医師にご講演いただきました。
 今回のセミナーは、全体にわたって活発な質疑応答がされ、知識を深めることに十分役立ったと考えられました。今回の勉強会では、①免疫チェックポイント阻害剤投与後の新規関節炎、筋炎の発症は非常にまれであり、ステロイドなどでコントロール可能であること、②Sicca症状(ドライマウス、ドライアイなどの乾燥症状)が比較的おおく発症しているため、免疫チェックポイント阻害剤投与まえに乾燥症状の有無を確認し、有症状者には抗SS-A抗体、抗SS-B抗体を測定すること、③膠原病既往患者においては30-40%程度の再燃が生じうるため膠原病かかりつけ医に投与前に相談すること、④皮膚筋炎患者においては抗TIF1-γ抗体、抗ARS抗体の測定が有用であることなどの知識を共有できました。また今後他の有害事象についても継続的な勉強会を開催する予定です。
平成30年度第2回愛媛大学がんプロフェッショナル養成インテンシブコース講習会
第38回愛媛大学腫瘍センター講演会
テーマ:がんゲノム医療の現状と進展~がんゲノム連携病院として知っておきたいこと~

f0235535_10533434.jpg日 時:平成30年7月13日(金)17:30~19:00
場 所:愛媛大学医学部附属病院 臨床第2講義室
参加者:42 名

講演①17:30~18:20
座長:愛媛大学大学院医学系研究科 小児科学 准教授
   江口 真理子

f0235535_10533408.jpg「がんゲノム医療の現状と進展
    -クリニカルシークエンスの試みと課題-」
演者:国立がん研究センター中央病院
   先端医療科長/呼吸器内科医長/研究実施管理部長
   山本 昇 先生

講演②18:20~18:50
座長:愛媛大学医学部附属病院 総合診療サポートセンター/
   愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学 准教授
   廣岡 昌史

「がんゲノム医療 ~国立がん研究センター中央病院 相談支援の実際~」
演者:国立がん研究センター中央病院 相談支援センターがん専門相談員
   諸井 夏子 先生

総合討論・質疑応答 18:50~19:00

閉会の辞:愛媛大学大学院医学系研究科 臨床腫瘍学 教授 薬師神 芳洋

 国立がん研究センター中央病院 先端医療科長の山本昇先生、同病院 相談支援センターの諸井夏子先生をお迎えし、第38回愛媛大学腫瘍センター講演会を開催しました。「がんゲノム医療の現状と進展~がんゲノム連携病院として知っておきたいこと~」を副題とし、山本昇先生による「がんゲノム医療の現状と進展 ークリニカルシークエンスの試みと課題ー」、諸井夏子先生による「がんゲノム医療 ~国立がん研究センター中央病院 相談支援の実際~」と題したご講演でした。本講演会では、NCCオンコパネル(腫瘍組織での遺伝子異常を検出する検査システム)の立ち上げから運用まで主要な役割を担っている山本昇先生から、この研究(現在高度先進医療Bとして全国展開中)が、なぜ国内で必要となったのか、また、どういったがん患者さんに恩恵があるのか、そして今後の本研究の展望をお話し頂きました。引き続き、国立がん研究センター中央病院で、患者さんやそのご家族に対する相談支援業務に携わる諸井夏子先生から、このプロジェクトでの相談支援業務のポイントや、心がける内容を丁寧にご指導頂きました。ゲノム医療は現在全国に展開しているがんプロジェクトであり、他職種による介入がより重要な事業でもあります。そのため、ゲノム医療に通じるこういった講演会では、事務職も含めた幅広い内容を網羅する必要があります。今回、ゲノム医療の開発までの経緯や今後の進展、更に相談支援の内容を盛り込んだ内容は非常にタイムリーであったと考えます。本年度からこのNCCオンコパネルは愛媛大学でも稼働し、高度先進医療Bが開始されます。本講演会を通じ多くの有益な知識が得られたものと思われます。