平成29年度第9回歯科・口腔外科インテンシブコース
日 時:平成29年12月3日(日) 9:00~15:00
場 所:岡山コンベンションセンター 2Fレセプションホール
岡山市北区駅元町14番1号 Tel:086-214-1000
参加者:88名

講演
座長 佐々木 朗 先生
(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
口腔顎顔面外科学分野)
宮本 洋二 先生
(徳島大学大学院医歯薬学研究部
口腔外科学分野)
特別講演1「口腔癌切除後の機能的再建」
又賀 泉 先生(日本歯科大学名誉教授)
特別講演2「地域中核病院における口腔がん治療の実際-現状と限界そして今後は?-」
目瀬 浩 先生(福山市民病院 診療部次長 歯科口腔外科統括科長)
ワークショップ
『多職種連携でがん患者の食を支援する取り組み』
「当院栄養サポートチームにおける歯科連携について」
高野 栄之 先生(徳島大学病院 口腔管理センター 特任助教)
「口腔がんの人の食と生活を支えるケア」
迫田 綾子 先生(日本赤十字広島看護大学 特任教授 認定看護師教育室長)
「多職種協働で在宅がん療養者の『食べる楽しみ』を支援する」
木村 年秀 先生(まんのう町国民健康保険造田・美合歯科診療所)
特別講演1は、口腔癌切除後の機能的再建について、基礎的な事項から高度な症例提示に至るまで非常に明解で興味深い内容でしたので、学生をはじめ歯科医師・口腔外科医からもたいへんご好評をいただきました。特別講演2は、地域中核病院における口腔がん治療の実際と現状についての講演で、病院歯科に勤務する歯科医師、歯科衛生士、看護師にとってたいへん為になる内容でした。午後からのワークショップでは、多職種連携でがん患者の食を支援する取り組みについて、大学病院と病院歯科に勤務する歯科医師、摂食・嚥下認定看護師の先生にご講演をいただきました。そして、在宅がん患者の食と生活を支えるためには、多職種協働が必要であるものの、これを実践していくためには多くの課題がみつかりました。以上、すべての講演内容に関して、たいへん勉強になったと多くの参加者からご好評をいただきました。