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平成30年度第20回緩和医療に関する集中セミナーin香川

平成30年度第20回緩和医療に関する集中セミナーin香川_f0235535_21005831.jpg平成30年度第20回緩和医療に関する集中セミナーin香川

日 時:平成30年9月15日(土)9:00~12:30
場 所:高松国際ホテル 讃岐の間(本館2階)
参加者:82名

平成30年度第20回緩和医療に関する集中セミナーin香川_f0235535_21005835.jpg開催あいさつ:香川大学医学部 臨床腫瘍学
       教授 辻 晃仁

「在宅緩和ケアを進めるための取組み」   
   国立病院機構 四国がんセンター院長 谷水 正人

「がん診療と漢方の有望」平成30年度第20回緩和医療に関する集中セミナーin香川_f0235535_21005831.jpg
   香川大学医学部附属病院 がんセンター講師 西内 崇将

「がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2017年版
 ~2011年版からの変更点を中心に読み解く~」   
   香川大学医学部附属病院 がんセンター 病院助教 村上 あきつ 

 今回のセミナーでも多職種の医療人に参加いただき、それぞれの立場から在宅緩和医療における相互連携の重要性や、漢方の有効性を考える機会となった。ガイドラインについて学ぶ中で、「足し算の医療から引き算の医療」という観点の必要性についても共に考えることができた。
 参加者からは「在宅緩和ケアを進めていくには、医師会・訪問看護・地域の病院とがん拠点病院などが情報共有し、相互に連携して進めていくことが必要と再認識した。」「医療者としてまだまだできることが沢山あることを確認してワクワクする。」との前向きな感想も聞かれた。薬については「足し算の処方ではなく、引き算の処方を考えることが重要」と気付き少しでも患者さんの負担を軽減する努力したいとの意見もあった。漢方について、支持療法を考える良い機会となった、との声も聞かれた。

by chushiganpro | 2018-09-15 12:32 | 講演会 | Comments(0)