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平成28年度インテンシブ生涯教育コース第20回Cancer Seminar合同講演会

平成28年度インテンシブ生涯教育コース
川崎医科大学附属病院がんセンター第20回Cancer Seminar合同講演会
テーマ:肝胆膵領域におけるがんの診断と治療
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日 時:平成29年3月18日(土)13:30~16:00
場 所:川崎医科大学校舎棟 7階 M-702教室
参加者:64名

講演
司会:川崎医科大学肝胆膵内科学 教授 日野 啓輔 先生

講演1:「膵がんの診断と治療」
     川崎医科大学胆膵インターベンション学 
     特任講師 中島 義博 先生平成28年度インテンシブ生涯教育コース第20回Cancer Seminar合同講演会_f0235535_10394355.jpg

講演2:「膵がんに対するがん薬物療法」
     川崎医科大学消化器外科学 
     教授 上野 富雄 先生

講演3:「肝がん診療の現況」
     川崎医科大学肝胆膵内科学 
     講師 富山 恭行 先生

今回は、テーマを「肝胆膵領域におけるがんの診断と治療」とし、「膵がんの診断と治療」、「膵がんに対するがん薬物療法」、「肝がん診療の現況」について、膵がんの症例を示しながら診断や治療等のお話があり、治療成績を良くするために根治外科手術ができる状態にするなど、臨床に沿って話された。また、肝がんの基礎知識、画像診断、最前線の治療等が紹介され、肝がんの生存率は医学の進歩であり、日本は肝がん診療における世界一の先進国であるとのお話であった。
参加者からは、「臨床に沿ったお話で、どの講演も興味を持って聞くことができ、よく理解ができた」、「肝がんの治療についてわかりやすく、大変勉強になった」、「膵臓がんのOP前ケモが有効であるなど、新しい情報や知識に出会え、参考になった」、「困難に立ち向かわれている姿勢を垣間見れてありがたかった」、「薬物療法が少しでも進歩し、予後が改善することを期待して治療を見ていきたいと思う」等の意見が多くあった。
どの講演も来場者にわかりやすく、最新の情報を提供するもので、それぞれにおいて活発な質疑応答が行われたことからも、来場者にとって興味深い内容だったと思われ、意義深いものだったと考える。
by chushiganpro | 2017-03-18 13:30 | インテンシブ | Comments(0)