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平成24年度第1回がん治療スキルアップインテンシブセミナー FD海外研修報告会

平成24年度第1回がん治療スキルアップインテンシブセミナー FD海外研修報告会
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日 時:平成24年6月11日(月)18:00~19:15
場 所:山口大学医学部霜仁会館3F 多目的室
参加者:27名

講 演

平成24年度第1回がん治療スキルアップインテンシブセミナー FD海外研修報告会_f0235535_924263.jpg■18:05~18:35
「米国におけるがん治療について」
 山口大学医学部附属病院 第二外科 筒井 理仁 先生
■18:40~19:10
「ドイツにおける口腔がん治療について」
 山口大学医学部附属病院 歯科口腔外科講師 真野 隆充 先生

 本セミナーでは、世界先進医療施設研修に参加された外科医師、歯科医師2名による研修報告が行われた。
 はじめに、外科医師の筒井理仁先生から「米国のデューク大学」での研修報告があった。治療においては役割が細分化されておりマンパワーなど日本との違いはあるが、手術においてはハード面もソフト面も決して負けていないとの報告があった。研究に関しては、複数の研究室がオープンであることから器械使用において交流が図られやすいが、器械の整備はむしろ本学の方が整っているとの報告があった。
 また、インフォームド・コンセントでは、患者が事前に勉強をしてくることから、治療方針の決定において患者本人が自らの自主性・主体性に基づいて意見を述べ、積極的に参加していると説明があった。
 次に、歯科医師の真野隆充先生から「ドイツのハノーバー医科大学」での研修報告があった。この度の研修では、主に手術見学の研修であったと報告があり、様々な手術症例の説明の後、手術方法、化学療法、放射線治療法の日本との違いやそれぞれの利点・欠点等の説明があった。
 最後に、手術の技術は負けていないが、ナビゲーションシステムを用いた治療法においては日本より進んでいることから、近い将来のこのシステムを使用できる環境を整え、活かしていきたいと話された。
by chushiganpro | 2012-06-11 18:00 | インテンシブ | Comments(0)