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平成28年度第18回緩和医療に関する集中セミナーin香川

平成28年度第18回緩和医療に関する集中セミナーin香川
第29回香川緩和ケア研修会・第15回都道府県がん診療連携拠点病院研修セミナー在宅緩和ケアに関する
研修会合同セミナー

日 時:平成29年2月18日(土) 9:10~12:40
平成28年度第18回緩和医療に関する集中セミナーin香川_f0235535_152362.jpg場 所:高松国際ホテル 瀬戸の間(新館2階)
参加者:64名

講演
1)「緩和医療に生かす漢方治療」
   姫路赤十字病院 緩和ケア内科
   緩和ケア副部長 福永 智栄 先生
 
2)「胃がん患者への関わり」
平成28年度第18回緩和医療に関する集中セミナーin香川_f0235535_1522664.jpg   香川大学医学部附属病院 腫瘍センター
   病院助教 大北 仁裕 先生

3)「住み慣れた地域で『口から食べる楽しみ』を
      最期まで続けるために-在宅訪問歯科での対応-」
   まんのう町国民健康保険造田・美合歯科診療所 
   所長 木村 年秀 先生


講演1は、緩和医療分野においては漢方を上手くおりまぜることで、疼痛のコントロールや食思の向上につなげるなど、漢方の有用性に多角的にアプローチする内容であった。参加者からは「漢方の知識のまったく無い人には、難しい内容だったかも知れない」との声も聞かれた。
続いて行われた講演2では、胃がんについての基礎的な知識から、術式、補助化学療法、薬物療法、がん患者とのコミュニケーション、がんの新薬、終末期への移行、また腫瘍内科とは何か?までお話いただき、胃がんに関する総合的な理解が深まる講演であった。
講演3は、人にとって口から食べることの大切さや、住み慣れた地域で家族・近隣の人と共に生きることの重要性を再認識させる講話だった。参加者からも「非常に分かりやすい、心温まるお話を聞くことができた」との感想が聞かれた。
by chushiganpro | 2017-02-18 09:10 | 講演会 | Comments(0)