平成23年度緩和ケアセミナー
日 時:平成24年3月17日(土)13:30~(開場13:00)
場 所:ANAクラウンプラザホテル宇部 3階 万葉の間
参加者:84名
講 演
■13:30-13:35 開会挨拶
挨拶:山口大学大学院医学系研究科長 佐々木 功典
■13:35-15:45 がん診療連携拠点病院 報告
座長:山口大学医学部附属病院 腫瘍センター 准教授 吉野 茂文
岩国医療センター、下関市立中央病院、周東総合病院
徳山中央病院、山口宇部医療センター、山口県立総合医療センター
山口赤十字病院、山口大学医学部附属病院
■16:00-17:00 基調講演
「『吉田松陰記念 山口 がん哲学外来』の時代到来」
順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座 教授 樋野 興夫 先生
座長:山口大学大学院医学系研究科長 佐々木 功典
■17:00 閉会
本セミナーでは、最初に山口県内の7つのがん診療連携拠点病院と山口宇部医療センターのスタッフによる緩和ケアに関する各病院の活動報告が行われた。
この活動報告は、各病院が3つのテーマ「がん相談」「在宅緩和ケア」「がん患者サロン」の中から1つのテーマを選択し、特色ある取り組みについて報告を行うという内容で行われた。各病院からの報告では、病院・病棟紹介、症例、取り組み、成果、今後の課題等について具体的に説明がなされた。テーマを設定したことにより、病院間での比較や問題点の共有化を図ることができ、他施設の取り組みが参考となる貴重な活動報告となった。
引き続き、「「吉田松陰記念 山口 がん哲学外来」の時代到来」と題して 順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授 樋野 興夫先生による基調講演が行われた。「がんは人を哲学者にする」というテーマをわかりやすく講演された貴重なセミナーであった。講演後は会場からの積極的な質問が多数あり、充実した質疑応答となった。
セミナー終了後にアンケートを実施し、調査の結果、会場の8割が「期待どおりのセミナーであった」との回答がなされ、とても有意義なセミナーとなった。