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平成29年度Seminar on Medical Physics in Tokushima

平成29年度Seminar on Medical Physics in Tokushima
「ヘリカル照射型直線加速機における放射線治療計画セミナー」
Seminar of Radiation Therapy Treatment Planning for LINAC of Helical Exposure Type

日 時:平成30年2月3日(土)10:00~17:00
    平成30年2月4日(日)10:00~12:00
場 所:徳島大学病院 西病棟11階 日亜メディカルホール
参加者:20名

司会:徳島大学 富永 正英

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2月3日(土)
10:00~10:50
「臨床における放射線治療計画の実際」
   原三信病院 福山 幸秀 先生
11:00~12:00
「治療装置の違いにおける線量分布及び治療成績の比較
                -フランスからの報告-」
   徳島大学大学院 芳賀 昭弘 先生
13:00~16:00
「治療計画装置を用いた実習」
   原三信病院 福山 幸秀 先生
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16:00~17:00
総合討論

2月4日(日)
10:00~10:50
「IGRTにおける画像再構成の課題と今後の展望について」
   徳島大学大学院 芳賀 昭弘 先生
11:00~12:00
総合討論

 本学で初となる放射線治療計画セミナーを2日間にわたって行った。今回は基礎の講義から始まり、実際の臨床データを用いての実習、今後の展望までを網羅した内容であり、放射線治療における効率的な治療計画の手法を理解する上で良い機会となった。放射線治療の極意は決定したターゲットに正確な放射線量を照射することである。このことを踏まえ、今回のセミナーは種々の症例を実際に治療計画することによって、治療計画装置の特徴や照射方法を理解する上で、より理解が深まったと思われる。これは今後の放射線治療分野の専門職を養成するうえで、有意義であると考えている。
 参加者からは、「治療計画セミナーは実機を使って臨床データを実習形式で行うことは非常に有意義であった」「臨床上特殊な症例についても詳細な解説があり、今後の臨床や研究において非常に有益であった」との声があった。

by chushiganpro | 2018-02-04 14:15 | インテンシブ | Comments(0)